第13回 「薄暗い路地の奥から」
 

 タイトルを見て某ホラー映画だと思った方、今回の話は別にそういった関係の話ではいので、安心して読んでね。

 台北で有名な問屋街と言えば、乾物・漢方薬の迪化街と、服飾の五分埔だね。 迪化街も五分埔も、行くのが結構面倒な場所。 でも、女性として興味がありそうなのは、五分埔になると思ったので、五分埔出身の台湾人・呉さんの案内で、五分埔へ潜入&買い物に行ってきました!

            

 まず最初に断っておきますが、五分埔は午前中、ほとんどの店は開店し始めていません。 行くのであれば、お昼過ぎ〜午後をお勧めします。

 五分埔は大小様々な服飾店や、靴、バッグ、アクセサリー等、ファッションに関係する商店が軒を連ねる、大型商店街と言えるんじゃないかな。 実は、五分埔の範囲は、店舗数と比較してそんなに広くない。 ショッピングモール以上の迷宮なのだ! 正直なところ、日本語のできる台湾人か、中国語か台湾語のできる日本人と一緒に行かないと、観光客の日本人は、絶対迷子になっちゃう!
 その点、今回案内をしてくれた呉さんはここの出身。 どこに行けば何があるか、この店の相場はどのくらいか、を熟知してるから、本当に助かる! 彼女の案内で、わたしは目的のワンピースを探す旅に出発。

            

 わ! ふくろにおおざっぱに入れられて、床にダイレクトに置いてある! あれ、でもかわいい服がけっこうあるね。
 こういった光景は、迪化街でも頻繁に見かけられる。 露店で服を売っている人たちは、こういう「安売り」しているものの中から、売れそうなものを選んで仕入れている。 台北市内の服の露店は、多くが五分埔や四平街の問屋街から仕入れられているので、ある意味宝探しの様なものかも。

            

 おおっ この店かわいい。 ここで、ワンピース1着買いました。

            

 あ、こんなところにも挽面のコーナーがあるんだ。 それにしてもいい天気すぎるなぁ・・・休憩の名目で、体験してみてもいいかも。 (肌の弱い方にはお勧めしません)

            

 ああ、歩き回って疲れたし、暑いからのど乾いた。 台湾では、単純に水を飲むより、カロリーも同時に摂取できる飲み物をおススメ。 わたしはパパイヤ牛乳を買いました。 水分補給もできるし、おなかもふくれて満足! さて、最後はバッグを買いに行こう!

            

            

 えええ? ここは一体何をメインに売ってる店なの!? 見る限りでは・・・ダンサー御用達の衣装屋って感じ? 呉さんの話では、外国人観光客がこの店を見てびっくりして、必ず写真を撮っていくんだって。 だから、カメラを向けても店員さんはこっちを見ない・・・って、いや、見られたんだけど。

 問屋街だけあって、最後の写真のようにびっくりする様な服を売ってる店もたくさん見て、地味な人生を送っていたわたしには、軽いカルチャーショック。 こんな服いったい誰がどんな時に着るの? と思うようなものがたくさん。
 単純に安い服をいっぱい買いたいと言うアナタも、地元臭漂う場所に行くのが大好きだと言うアナタも、ガイドブックに載ってたから行ってみたいと言うアナタも、是非台湾の「(問屋街の)薄暗い路地の奥」に、足を踏み入れてみては? 意外な掘り出し物を見つけられるかも。 ただし、本当に危なそうな場所に入るのだけは避けて下さい。