第19回 「どこでもいっしょ」
 

 台湾で外を歩いていると、本当によくペットを連れた人をみかけるんだけど、犬や猫が一番多いかな。 端午節の前には、圓山駅にうさぎの飼い主が集結していたのを見たこともあるんだよ。

           

 台湾人は日本人と違って、ペットを一日中どこでも連れて歩いている感じがする。 だから道を歩いていても、地下鉄に乗っていても、バスに乗っていても、コーヒーショップにいても、ペット連れのお客さんに遭遇する率は高い。 もちろん、それは最近増えてきた風潮で、保守的な台湾人はそんなことしないよ。 しても散歩に連れていく程度だし。 

           

 もう周知の事実だけど、巷で人気の「猫カフェ」は、台北が発祥の地。 特に名門・師範大学付近に何故か多くて、師大夜市付近だけで複数軒。 当然、ガイドブックにもたくさん紹介されているよね。 猫カフェ目当てで台湾に来る、という人もいるみたい。
 そんな商売が流行る……ということは、当然普通のレストランにペットを連れて行っても、大して気にしないのが台湾人、とでもいうのだろうか……。 ガイドブックにも乗っている、ある有名なレストランに入った時、向かいのテーブルについているお客さんから

 「ワンッ!」
           

 という元気な声。 えっ!?と思って振り向くと、かわいいテディプードルが、こっちを向いてしっぽを振ってる! 最初に見たときはびっくりしたよ。 わたし、台湾に来る前は食品会社で品質管理をしていたから、ペット連れでレストランに入るなんてのは、ありえない話なワケ。 でも店員さんは何も注意しない。 あれー??? 台湾では、特別な事じゃないから、驚く人はほとんどいないんだって。

           
           

 ところ変わって、永康街を歩いていた時。 露店でアクセサリーを売っていた女性が、パグをつれていたの。 もーブサかわいくて、女性に「この子の名前は?」とたずねたら、「ケンちゃん!」だって! 日本の漫画を読んでパグにハマり、日本語の名前をつけたらしいよ。 黒パグが主人公の、あの漫画かな(笑)?
 夜市を歩いていると、よくペットの服を売っている露天に遭遇するよ。 デザインも個性的。 カジュアルなものから、チャイナテイストなもの、キュートなもの、アニマルデザイン?? うーん、ペットにアニマルデザインとは……。

           

 台湾に来ていろいろな買い物をするのも楽しいけど、おうちでお留守番してるペットの為に、何かごほうびをあげるのもいいかも。 もちろん台湾でよく見かけるような、レストランにまでいっしょ、というのはいけない事だと思うけど。