第22回 「悩み解消神頼み?」
 

 台湾はよく当たる占いで有名なんだよね。 実は私も台湾の占い師に2回見てもらった事があるんだけど、100%とはいわないものの、半分くらいはあたってたと思う。

          

 なんで台湾ではこんなに占いが盛んなのかというと、以前、行天宮の記事を書いた時にも触れたけど、まず一つに台湾人の信仰心が篤い事があげられるね。 それと、中国内戦で共産党が勝ち、中華人民共和国が成立した時、沢山の占い師が台湾に逃げてきました。 何故逃げてきたのかというと、一般的に社会主義国や共産主義国では、占いは迫害されています。 理由は「非科学的な事象によって、人民を惑わすもの」という事なんだって。 実際に社会主義国のベトナムでは法律で禁止されているしね(法律が変わってなければの話だけど)。
 勿論逃げてきた占い師の中には、中国の秘伝とも言える紫微斗数や、ポピュラーな四柱推命、易占いなどに精通した人が多かったから、実際に台湾の占いレベルは高いらしいよ。

 台湾ではお寺でも手軽に占いができるよ! おみくじなんだけど、「神様に訊く」という事から、信ぴょう性は結構あるんだって。 なので、お寺でのおみくじの引き方を紹介するね。
 まずどのお寺でも言える事なんだけど、お寺によっておみくじの引き方が違うので、そこは留意してね。 今回は行天宮のおみくじの引き方を紹介するよ。 意外に簡単だから、参拝予定があったらやってみてね。

      

 まず半月状の赤いサイ(上写真A)を二つ、両手ではさみながら額の前に持ち、名前・生年月日・住所・訊きたい事(おみくじ一回につき一件)、「おみくじを引いていいですか?」と念じ、サイを落とします。 落とした時、上写真Bの様になっていたら、おみくじを引いていい、というサイン。 でも上写真CかDの様になっていたら、名前を言うところからもう一度やり直し。 よくガイドブックでは、Bの状態が3回連続ででないといけない、と書いてあるけど、行天宮にある説明書には「3回」とは書いていなくて、1回出ればいいんだって。 実は別のお寺の職員にも同じことを言われたので、お寺によって回数が違うから、確認しておいて。

        

 次にこの棒くじをひきます。 まず筒に入っている棒くじを全部抱え、20センチ程度持ち上げ、筒の中に落とします。 落とした時、一番高く飛び出ている棒くじの番号を確認し、また赤いサイに「この番号でいいですか?」と訊いて、Bの状態が出たら、やっとおみくじをひけます。 ここでC・Dの状態だったら、また棒くじを落とすところからやり直し。

               

 おみくじをひくと、あたりまえなんだけど、全部漢文で書かれています。 日本人は漢字が読めるから、なんとなくわかるとは思うんだけど、詳しく内容を知りたい場合は、お寺にいる日本語のできる職員に訊いてみてね(行天宮や龍山寺の様に、大きいお寺には絶対にいます)。 もしよくない結果だったとしても、占いなんだから気にしないで。

         

 また、台湾のお寺ではその場で厄払いができます。 「収驚」と言うんだけど、まず収驚をやっている人の列に並んで、自分の番になったら、自分の名前を告げて(紙に書いて渡してもOK、収驚をやっている人はお寺の信者のお婆さんが多いので、大きく読める様に書いてね)、あとは任せちゃってOK。 効果は人によると思うんだけど、ある在台日本人男性は、仕事がなくて暇でしょうがなかったのに、収驚をやった次の日から、仕事が殺到してきてうれしい悲鳴だったそう。
 ただ、台湾人の友達から、別に運が悪くない時に収驚をすると、体の不調が出てくる場合があるから気をつけろ、って言われた。