台湾は西暦よりも旧暦の正月をにぎやかに祝う。台湾では過年(グォニエンといいます。)
2007年の正月は2月18日、今年は昨年、旧暦のうるう年で7月が2回あった関係上、例年よりも半月から1ヶ月程度遅くなっています。
今年の1月1日、まるで普段の日曜日のように、普通すぎて何も感じなかった台北の街も、さすがにこの時期になると、赤いちょうちんがかざられたり、正月を感じさせるものを街中で見かけることができ、いままでとは異なる雰囲気が立ち込めている。
今年も2月6日から16日までの10日間、台北の問屋街で知られる迪化街(ディーホァジエ)で盛大な年貨大街(ニェンホォダージエ)が開かれ、台北駅をはじめとする数箇所から年貨公車が迪化街年貨大街に向けて出発した。
 

年貨大街は平日の昼間でもおおにぎわい
迪化街はもともと問屋街だが、この年貨大街の期間中は台北市から許可をもらった業者が路肩に屋台式のお店を広げ、お客さんを呼んだり、実演販売をしたり、実に活気に溢れている。正月に食べる豆類のお菓子やグミ、ドライフルーツ系の食べ物は試食が自由。
毎年恒例になった迪化街、私もいつも正月の雰囲気を味わうためにだけに行くつもりが、気が付けばついつい買ってしまう。しかも大量に・・・・。どこも試食が自由というだけあって、歩きながら常に何かを口にしている。すると、ビビッとくる美味なものがある。もう一度食べる。袋をもらう。ひとつかみ。他も試食してみる。またひとつかみ袋へ。店頭のほとんどの商品を試食。袋はいつのまにかいっぱいに。水分がほしい。おなかいっぱい。となりのお店でなつかしいグミ発見。各種どのように味が違うのかいろんな種類を試食、今年は買いすぎ注意と控えたつもりが、それでも200元分お買い上げ。最近健康に気をつかっている。精力湯を発見。これはやまいも、各種野菜、ゴマなど健康によいものばかりを合わせて粉末にした健康茶。野菜臭さは無く、フルーツの自然な甘みがあっておいしい。結局いろいろ買ってしまい気が付けば以下のものを購入。これでも今年は抑えたほう。どこのお店でもお姉さんが積極的に試食を進めてきて本当に満腹。精力湯のお店でも買うしぐさを見せた瞬間1杯30元の杏仁湯、精力湯など、待っている間に大カップ3杯を試飲させてもらった。
尾牙(ウェイヤー)
尾牙とは日本語でいう忘年会。台湾の忘年会は日本の飲み会のような忘年会ではなく、派手に開催されます。豪華料理が出され、カラオケやイベント。そして忘れてはいけないのが抽選会。商品から紅包(お金)など、豪華商品が大量に入っています。大手の会社では有名芸能人を呼んで司会をしてもらったり、ライブをしたりするだけではなく、抽選会もすごい。なんと、ある会社は車、ある会社は200万元(約800万円)の紅包など、食べて楽しむ忘年会なんです。一度参加してみたいですね。
また、台湾のロトは昨年末に20億元で話題になりましたが、年末は賞金+1億元とこちらもまた熱い。
除夕(大晦日)

大晦日の前日までは年貨大街や街中がにぎわっていたが、大晦日になると閉まるお店がかなり多く、営業しているお店、コーヒーショップ、デパートも夕方4時から6時くらいにかけて次々と閉まってしまい、朝から街は静かになった。民族の大移動というばかりに台北から南部に人が流れる。台湾の高速道路はすごい、大晦日から9日間、毎日のように料金所が閉鎖する時間をもうける。この時間は拘束料金が無料になる。ふとっぱらなのか、ただ仕事を休みたいだけなのか。それとも渋滞緩和策なのか。関心します。
テレビは年末特番を放送し、私たち旧正月になじみのない外国人もさすがにこの日になると正月気分にひたる。
昔は大晦日、カウントダウンのときは爆竹を鳴らすのが慣例になっていたが、最近では、台北市では爆竹が禁止されているため、建物の屋上で爆竹を鳴らしたり、川辺で花火をするヒトはいても、街中ではあまり派手な音は聞こえません。ただし、台北縣やその他では夜12時と同時に爆竹をするところもあり、あちらこちらで爆竹が鳴るその時には家の中に居てもテレビの音が聞こえないくらい、数分間ながーい爆竹が鳴り響きます。

しかーし!

一年に一度、十数分の間だけ開く行天宮の門
この日から我々外国人にとってとても辛い日の始まりともいえる。
それは、今まで日常的に通っていたお弁当屋さん、飲食店がすべてしまってしまうから。もちろん屋台も無い。昨年、師大夜市で開いていたお店は2件のみ。客のほとんどは行き場の無い外国人だった。

静かになった台北も除夕の夜はにぎやかになる。そう、日本と同じく神社だ。台湾の神社にはどこも5つ程度の門があるが、いつも開いているのは両サイドの2つだけ。この2つは私たちヒト用。では、真ん中の3つはというと
それは神様用。夜12時が近づくと行天宮では新年行事がはじまり、神様を呼び込む儀式がはじまる。宮内には多くの信徒が集まり神にお供えをし、神が降りてくるのを待つ。そして、12時門番をしている男性信徒が走って門の前に行くと、勢いよく扉を開け、神を迎え入れた。門の前は神様の通り道。幅広く道を開けてある。門が開いた瞬間、シーンと、不思議な空気に包まれる。これは神様が舞い降りてきたということなのか。言葉にはできない超神秘的な空間にいるのがわかる。
神官らが神様を迎え入れ、儀式を行うと15分から20分後には神が出て行き1年ぶりに開いた扉は閉まる。そして次の瞬間、再度扉が開くと、線香を手にした男性たちが一気になだれ込み、我が先と目標に向かって走る。そう、日本の福男のようなも。これを奪取すると商品がもらえる。




大年初一(元旦)

日本でも台湾でもこの日はやはり初詣。朝から各お寺は人で溢れかえります。1年の安全、開運などそれぞれの願いを祈ります。
しかーし!
みんなお願いをするために必要な線香を持っているため、これだけの人数が集まると少し危険。写真を撮ろうと体を動かした瞬間、他のヒトの線香が手にあたり、やけど。新年からとほほ。みなさんはそうならないように要注意です。
初詣をしたら、次はそのままデパート。
台湾のデパートも今では元旦から営業をし、福袋を売り出しています。
福袋には福袋の商品以外、運がよければ紅包(お年玉)が別に入っていて、運がよければ車など豪華商品や金券等が当たります。今では毎年前日から行列ができるデパートがあるほど。

また、台南に居る方であれば総統の家では、毎年、総統が紅包を配ります。紅包の中はもちろんお金。10元が入っているそうです。こちらも福を求める民衆が何日も前から行列を作ります。

元旦も前日同様、開いているお店が早くしまってしまうので、
その後はMRTで淡水へGO!、実は淡水は正月の遊びスポット。この日はもともと夕日で有名な淡水で、初日の入りを見るため大勢の人が集まります。


今年も?今年は?良い年になるといいですね。
今年もよろしくお願いします。
新年快樂!萬事如意!


年が明けて数日後、旧暦1月15日は元宵節、この時期になると台湾各地ではランタン祭りをはじめとする台湾を代表する祭り行事が行われる。ランタン祭りは夜になると各団体や学校が作った大きなランタンに灯がともされ、色鮮やかに街の夜をかざる。
台北縣の平渓、十イ分では毎年、天燈祭りが行われ、ランタンを空に飛ばす。空に上がろうとするランタンに引っ張られるその感触はまるでランタンが生き物のよう。数千、数万と空に上がるランタンは幻想そのもの。数百のランタンを同時に上げるイベントも行われる。会場では有名歌手や芸能人がライブ等のイベントも行われる。
右には昨年の平渓の天燈の動画を載せています。天燈とは気球状に作った紙の内側に紙のお札をくくりつけ、そこに油をつけ火をつけ気球と同じ原理で飛ばします。この動画は非常に珍しい動画だと思います。イベント会場で各組いっせいに飛ばすシーン、超巨大天燈を飛ばすシーン中心に撮っていて非常に幻想的です。これを見たらきっと実際に行ってみたくなることでしょう。でも、この火をつけて飛ばした天燈の行き先は?
 番外編1(約2分)  番外編2(感動の30秒)

天燈情報
2007年は2月28日と3月4日に大イベントが行われます。平渓までのアクセスは専用バスのみで、イベント当日は一般車両は交通規制により、山に入れません。台北動物園前の専用バス乗り場からバスに乗り、30〜40分かかります。帰りはイベント終了後、一気にみんなが帰るのでバス乗り場が非常に混みあいます。私は以前バス停で4時間半も並んだ苦い経験があります。早く行って早く帰るのがオススメ。

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