龍舟點晴儀式

龍舟(ロンジョウ)「ドラゴンボート」は紀元前から伝わる端午節の伝統行事。
2007年、今年の端午節(旧暦の5月5日)は6月19日。端午節の直前から台北の各地では年に一度のドラゴンボートレースが行われる。台北で一番大きな大会となるのは台北市の基隆河で行われる台北国際龍舟標賽。6月9日、台北市士林区にある屈原宮でドラゴンボートの點晴儀式(眼入れ式)が行われた。
この點晴とはいうなればドラゴンボートに眼を入れ、魂を吹き込むといったようなもの。
台北市長のハオ・ロンビンや海外大使館代表らが参加し、屈原宮に用意された龍舟(ドラゴンボート)に次々と命が吹き込まれていった。

神官が眼の入ったドラゴンボートにいけにえと祈りをささげ、天界のお金なども供える。この儀式の光景はなんとも神秘的だ。

眼を入れられたドラゴンボート、そして儀式に参加した選手は宮から約200m離れた基龍河までを行進し、埠頭から約4キロ離れた大会会場までドラゴンボートを戻した。本来なら会場に来ていた8代表チームが会場となる龍舟埠頭までボートをこぐ予定だったが、この日はあいにくの大雨。このセレモニーは中止となった。
 
 ↑屈原宮から基隆河までの間では街の方々が庭先にお供え物を用意し、龍舟に降りてきた神に祈りをささげた。
 
台北市国際龍舟標賽
 
6月17−19日に圓山大飯店の近くにある基龍河大佳河濱公園で行われた。ドラゴンボートレースとは写真の通り龍の形をしたボートのレース競技。18人のこぎ手、1人の舵、1人の太鼓、1人のフラッグキャッチャー、合計21人の選手が1つのボートに乗り込む。そしてレースは1対1のトーナメント方式。スタート地点から500mの距離を走り、ゴールにあるフラッグを先に取ったチームが勝ちとなる。まさに強いものが勝つというレース。
 
この大会には毎年多国籍チームで話題を集める師大国語中心(台湾)、サンフランシスコドラゴンボートウォーリアーズ(USA)、アクアフォルティスドラゴンボートチーム(フィリピン)、南アフリカチーム(南アフリカ)、ニュージーランドチーム(ニュージーランド)、徳龍(ドイツ)、オランダチーム(オランダ)、日本人学校教師、先生チームなど国際色が豊かな大会だ。

大会は大きく男子、女性、混合、高校生に分けられ各トーナメント、そしてエキシビジョンレースが行われた。
参加チームは総勢124チーム、参加選手は2587人にものぼる。
そのなか、最高峰といえるのは公開男子組、優勝したのは中國青年救國團。このチームは昨年も優勝した強豪チームで、台湾のナショナルチームとして世界でも活躍している。公開女子組はアクアフォルティすドラゴンボートチーム(フィリピン)が優勝した。
 
今年の大会では毎年常連の師範大学語学センターチームが初日のレース結果が翌日に覆されるという判定に抗議をし、ボートに乗っていた21人全員が河に飛び降りるという前代未聞の珍事件が話題となり、新聞やニュースをにぎわせた。

この事件が起こった瞬間、会場は騒然となり、会場にいたすべての救命ボートが終結した。
左の窓からyou tube上がっていた
動画を見ることができます。
左の窓からyou tube上がっていた
動画を見ることができます。
こちらは2006年のものです。
臺北端午嘉年華公式サイト http://dragonboat.nihs.tp.edu.tw/default.aspx
 
士林区芸術節龍舟標賽
 
端午節が終わると台湾は夏となり、先日の端午節の盛り上がりはなくなる。そのなか、台北の士林区で芸術節として2006年から始まった台北のもうひとつのドラゴンボートレース。規模は台北市の国際レースと比べたら小さいが、台北市消防局、台北市警察局をはじめ強豪がそろう。

台北市政府の2大強豪、消防局と警察局の決勝戦は息を呑む接戦となった。昨年の決勝戦は1000分の1秒差で消防局が勝利。 多国籍チームで参加したInter National Dragonboat Team(国際龍舟隊)のみなさん
 
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