台湾の建国記念日"國慶日"!
 
<雙十節快樂!>
 
10月10日は台湾の100歳の誕生日。建国記念日にあたる國慶日、又の言い方を雙十節でした。

この日、台湾は祝賀ムードに包まれ、台湾各地で様々なイベントが開かれました。日本では中国との関係を気にするあまり、あまり詳しく報道されない台湾の國慶日ですが、台湾では実際、どのような國慶日の日が迎えられたのでしょうか。
<台湾國慶日記念式典を見たいけど・・・>

この日、台湾は朝からお祭りムード。毎年、総統府の前では國慶日の記念式典。テレビで見る限りパレードやらなにやら、今年もとても盛大な式典が総統府の前では行われました。毎年これを見ようと多くの人が総統府の周りに向かうのですが、実はこの式典は世界のVIPも来るとあってか、一般の人は近づくことすらできません。今年は日本からは麻生前総理など自民党の訪問団も出席したそうです。

実際、北は台北駅付近から南は中正紀念堂付近までかなり広い範囲で規制線が敷かれ、一般の人は式典が見える場所には一切近寄れないというのが現実なんです。会場から数百メール内には入れないのです・・・。これは狙撃防止の策なのでしょうか。

今回、式典で馬総統はこんなことを言いました「中華民國是我們的國家, 台灣是我們的家園」。直訳すると「中華民国は私たちの国です。台湾は私たちの家なんです」、台湾人の愛国心をあおるような言葉ですが、一体感を感じました。
<街中に軍事車両?>
今年は4年ぶりに軍事パレードも行われ、会場の総統府前には最新鋭の台湾の軍事車両が、空にはヘリコプターの大連隊、そして各種戦闘機の連帯が約3分間にわたり、次々と台北の空を低空飛行で舞いました。そして、最後の見どころは落下傘神龍隊の降下デモンストレーション。上空数千メートルから降下し、総統府前広場に6名の隊員が着地して、馬総統に報告をするシーンはとてもかっこよかった〜。

台湾はとても民主的で、とても平和なところです。今では街中で戦闘機が飛び回る光景や、軍事車両が走る光景を見かけることはまずありません。そんな平和な台湾の街中でのこのような軍事兵器を見るのは、台湾のみなさんにとってもかなり新鮮で刺激的な光景。街中では多くの人がカメラや携帯を片手に、この非日常的な光景を写真に収めていました。でも、軍の車両を見ると威圧感があり、なんかちょっとした緊張感がありますね。

でも、台湾のおもしろいのは、本当に多くの人がカメラを携帯して写真撮ってるなということ、この率、はんぱないです。台湾はiPhoneを使っている人がメチャメチャ多いですし、カメラ携帯率超高です。
 
<ぜんぶが特別>
台湾ではこの日、いろいろな場所で台湾の國慶日を祝うイベントが催されました。台湾は普段からイベントが多く、多くの人が集まる機会が豊富にあります。今回もテレビでも頻繁に「台湾100歳おめでとう!」「中華民国100年、國慶日おめでとう!」など、中華民国 台湾の100年を祝う言葉が飛び交っていました。国の誕生日というのは国民ならだれでも祝う祝う行事で、この日、各地のイベント、いや、台湾全体に妙な一体感を感じ、この日、何度、「台湾100年、國慶節おめでとう!」という言葉を聞いたでしょうか。テレビ番組も國慶節特集や日本の番組を放送する局でも日本の2時間特番を並べた特別なラインナップなど、すべてが特別でした。セブンイレブンでは買い物をすると超人気のマスコットのOPENちゃんの「台湾100歳おめでとう!」クリアファイルがプレゼントされ、これもかわいいもの好きの台湾っこたちが、これをもらうためにこぞって7−11で買い物をしていました。
  
今年の台湾(中華民国)國慶節はここ数年にはなかった軍事色が強く出た印象を受けました。実際、総統府前でのイベントは軍事だけではなく、台湾の伝統的な踊りや、原住民の歌、その他、外国からのVIPたちの前で、多くの台湾の伝統的なショーがあったりもしました。

来年の1月14日は台湾の総統選挙。馬総統も来年に向け、国民や海外にアピールをする必要があったのでしょうか。

そんな軍事色がありつつも、やはり台湾。ここは平和な国なんです。

午後には中正紀念堂で國軍のショーが行われ、そこには何万という人が見物に訪れていました。もしかしたらこれは目当てではないかもしれませんが、國慶日に家でテレビを見ているよりは中正紀念堂に行ってみようと思うのが台北っ子なのかもしれません。私も長く住んでいると、「この日は中正紀念堂に行ってみよう」という気持ちになり、ついつい足を運んでしまいました。

話しはそれましたが、國軍のショー、各軍隊や特戦隊など、普段はなじみの無い舞台まで次々に登場し、攻撃や敵の制圧、武術などをすごい迫力で約1時間半にわたって披露しました。しかも、その会場には日本を含む世界各国の軍事関係者と思われる軍服を着た方々も招かれていて、招待席は外国の方も多くみられました。軍のイベントというと閉鎖的なイメージがありますが、これはあくまでショーなんでしょう。個人的にはお金を払ってもみる価値があると思うえるくらいの迫力でした。

そして、イベントの最後は花火大会。台北にいると台北の花火大会に注目が集まりますが、実は毎年國慶節には台湾の政府が主催する花火大会が行われるんです。これは毎年異なる都市で開かれる大規模の花火大会です。今年は彰化で行われたそうです。
台北の花火は、今年はディズニーの花火チームを招いて、花火大会のプロデゥースを行ったそうです。20:30〜20:50のたった20分間ですが、打ち上げた花火の総数は12500発。日本の普通の花火大会は90分で6000〜大きな花火大会でも1万発程度なので、20分でこれだけ打ち上げるというのはどんだけすごいか想像してみてください。
 
ただ、台湾では日本のような花火大会がそんじょそこらで行われるわけではなく、台北では夏の七夕バレインタインデー、10月10日の國慶節くらいなので、台湾の人にとって花火はとても物珍しく、集まる人の数ははんぱじゃありません。公共交通機関の輸送がそれにおいつかないのがいつものパターンで、台湾で花火を見ると、それなりに大変な目にあったりもします。
 
 
國慶日の台湾は街中には国旗がいっぱい、歩道橋にも「中華民国100年おめでとう!」など、この日、台湾にいて祝賀ムードを味合わずにはいられませんでした。どこのイベントも特別な催しが容易され、本当にハッピーにならざるをえませんでした。
 
私は日本人なので、台湾人と同じ気分ではなかったかもしれませんが、この日のいろんな場所で味わった一体感はとてもすばらしく、台湾の人はこの日、「私は台湾人でよかった」と思ったのではないでしょうか。


次の大きなイベントは、大みそかの台北101花火です。
これまた楽しみです。

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